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○ まちの駅の「のぼり」見つけてくれて  ありがとう
○ 道を尋ねてくれて           ありがとう
○ お店でお買い物してくれて       ありがとう


 焼津のまちの駅を訪れたら、そこの案内人さんからこんな話を聞きました。
・さくらが咲く頃良く電話があるんですよ・・・いま何分咲きですか?
・なぜか道を尋ねる人が多いんです。  うちの社長はさくらが咲くと店員に毎日さくらを見ておくように…一番新しいさくら情報を届けなさい。
道を尋ねる人もお客さんですよ。といつも笑顔で言うんです。こんな話を聞いてうれしくなりました。
まちの駅では案内人(店員)が、トイレ、休憩場所を貸してくれたり、まちの情報を教えてくれます。
 46のまちの駅がおもてなしの心でお待ちしております。まちの駅の「のぼり」を見つけたら一度尋ねてみてください。
まちの駅部会
部会長 関 幸彦

 まちの駅のおはなし  
1.まちの駅って何?
 「まちの駅になれば金儲けができると思っていた。でもうまくいかない。商売っ気が先に立ちすぎていたからだと思う」 平成18年2月に福岡県で行われた「まちの駅全国大会」の分科会で、商店主が発言すると、会場が一瞬静まり返った。それは、 まちの駅が抱える問題点のひとつを端的に言い表している。と西日本新聞に紹介されていました。
 まちの駅の原点は、おもてなしの心であり、どの商店、企業においても常に忘れてならない思いやりでもあります。まちの駅 に参加する人達が、自分のまちの、いいところ・おいしい食べ物・楽しいお店を紹介しあって訪れた人との対話が弾めば、その 地域を代表して訪れた人をもてなすという気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。
 初期投資がほとんど無く、トイレ・休憩施設を提供し、地域の観光情報を提供すれば誰でもまちの駅を設置できる。でも中身 を伴っていなければ意味が無い。駅長さんがわかっているだけでなく、会社・商店の従業員の皆さん、特に案内人となる人達は、 まちの駅についてご理解を深めていただきたいと思います。自らが住む地域を愛し、深く知ることがまちづくりに取り組む者の 原点ではないでしょうか。
2.まちの駅はヒューマンステーション
 駅は人が集い交流し連携する場所でもあります。市町村の行政域を越え、地域の住民や来訪者がお互いに情報を交換しあい まちづくりの拠点となり、まちとまちをつなぐ役割を有するものであります。
  1. まちの窓口としての案内機能
  2. 人の交流を促進する交流機能
  3. 市町村域を越えての連携機能
 まちの駅はこの機能を持つものと定義し、人と人とのつながりの中で、少なくともこの三つの機能を有することを位置づけております。
3.焼津まちの駅のなりたち
 焼津にまちの駅を作ろう。まちづくり推進委員会の鷺坂委員長が、平成16年度、県主催のまちづくりの人材育成講座に 一緒に参加していた私に、昼休みを待ちかねたように話しかけてきた。  これは、誰でもできるまちの駅として、福岡県の「甘木・朝倉まちの駅」の活動を紹介してくれた福岡県庁職員の手嶋講師の取り組みに 賛同してのことだった。  まちの駅なら焼津の市街地活性化の基本計画にもあることなのでやりますよ。実は、基本計画の検討会で提案したのは私でしたが、当時、 まちの駅は行政が各市町に一箇所作り、地域の物産販売、観光案内、住民活動の展示等を目的にしておりました。国内で最初のまちの駅は 山梨県櫛形町(南アルプス市)にあり、平成11年に一人で視察に行き、これならば住民主導でできるのではないか。空き店舗対策に活用でき、 何箇所か順次作ればまちの賑わい創設ができる。とおぼろげに考えて提案したものでした。手嶋講師の「まちの駅」は既存施設を活用し、 住民主導でどこでも誰でも出来るまちの駅であった。これならやれる。平成17年度の事業で取り組むこととした。
 9月11日に福岡県から手嶋講師をお迎えし、商店、企業の皆さんにご案内を出し、30名程度の参加者を予定していたところが50名 余の参加を頂、後日手島さんからメールで「予想以上の参加者でびっくりしました。一時間半の長時間にもかかわらず、皆さんが、 私の話に耳を傾けてくださったことに感激しております。」「焼津まちの駅絶対に成功すると思います。」「まちを愛する心がしっかり根付いているなという感想を持ちました。」 手嶋さんが受け止めた町の人達の意気込みどおり現在46駅となり社会実験中です。
 焼津のまちを愛し、商店・会社に誇りを持ち、おもてなしのこころでまちづくりに取り組んでおりますが、未だ住民の皆さん、 市外からお見えの方々に充分な思いが伝えられていないもどかしさはあります。まちの駅を知っていただくとの考えから、 駅長さんたちが、手分けして「まちの駅マップ」をつくり、スタンプラリーを実施するところまでこぎつけたところです。「おもてなしの心でまちづくり」と柱に、 一人でも多くの焼津まちの駅ファンを増やしたいものです。

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